先輩の忖度ない正直な気持ちを聴いてください
入社動機はいたって単純で「自宅から近かった」からです。それと最初から住宅手当が貰えたのも本園を選んだきっかけでした。仕事をしていてやりがいを感じるのは「こども成長」ですね。
伸び伸びと遊び、遊びから学び、昨日までできていなかったことが突然、今日からできるようになると、保育の仕事って素晴らしいって感じます、当然、一人ひとりにあった保育の難しさも痛感しています。
今自分のスキルとして取り組み、そして学んでいるのは「子供身体機能の向上や運動機能」についてです。
もっと理論的な基本を理解し、合理的に運動の仕方と機能向上が進めればを思っています。
この保育園は皆若いし、僕のような男性保育士がいる事で、女性保育士ではできない事をどんどん取り組めます。
また女性保育士と協力しあうことで、ジェンダーを超えた「未来型」の保育ができそうな気がします。
少し壮大なビジョンですけど。ただそれを平気で言い合えるのも、本園の特徴かなと思います。
学生時代に実習で本園に来た時、先輩方が皆楽しそうに仕事をしている姿を見て、一発で入職を決めました。
他の園に就職した友達の保育士は「人間関係がしんどい」とか「保護者の前と職員の前では顔が違う」とかいろいろ聞いています。また1年も経たずに辞めた知り合いもいます。
でも本園はそんな事を感じたことがありません。実習時と同じように和気あいあいで仕事をしています。この雰囲気って、皆が若いからかも知れません。
皆でアイデアや意見をどんどん出し合い、よほどのことがない限り、上からダメ出しなんてありません。私のような新人の意見も先輩や上司の方が尊重してくれるのもありがたいです。
実際の保育の現場では、子供達と全力で遊び、生活をし、そして子供の成長が間近に見られるのも、この仕事の醍醐味だと思います。難しい点では子供同士の喧嘩の対応や気持ちが乗らないときの対応等、まだまだ先輩たちのように上手に対応できませんが、子供達一人ひとりに向き合い信頼関係を作ろうと思っています。それでも担任を外れても、その時の子供が「先生、大好き」と飛び込んでくるときは本当にうれしいです。
本園は「プロや本物を体感する」という方針があるので、リトミックでも専門の先生を外部から呼び取り組んでいます。私ももっとリトミックを学び、リトミックを得意技にでもできればと思っています。
もともと音楽活動を取り入れた保育に興味がありました。本園ではこどもの五感が磨かれる様々な活動に取り組んでいるところに魅力を感じ入職しました。
また、伸び伸びとした職場の雰囲気や環境の中で、職員同士お互いに協力しあいながら、楽しく働ける事も当園に就職してよかった事の一つです。
日々の保育では、子供たちの何気ないしぐさや表情に癒されるし、毎日たくさんの「元気」を貰っています。また同時に「一人ひとりの月齢や発達に合わせた保育の難しさ」も感じる事もあります。
園に入って新しい環境が不安で泣いている子供がいます。そんな時は子供の心を受け止めて、少しずつ心を開き信頼関係ができると、その子が楽しそうに園生活を過ごす姿が見られるようになります。そんな時「やりがい」を感じますね。
「寄り添う」という言葉がありますが、まさに子供の心を受けいれ、共感する事で、子供が少しずつ成長していく姿は感動そのものです。
今私が追求したい課題としては、子供の遊びの様子を見ながら、一人ひとりが興味を持っている事は何か?を考え、それに沿った「手作り玩具」を用意して遊びに取り入れていくことです。
そうやって十人十色の子供に合わせたオリジナリティのある保育ができればと思っています。